2011年1月7日金曜日

市場野菜の美味しい時期: 旬の月別インデックス

http://hontonano.jp/hienai/089_yasai_list.html から


▼ 1月 January▼ 2月 February▼ 3月 March▼ 4月 April
▼ 5月 May▼ 6月 June▼ 7月 July▼ 8月 August
▼ 9月 September▼ 10月 October▼ 11月 November▼ 12月 December
   工場野菜

1月からが美味しい野菜
キャベツ
 cabbage
アブラナ科

1~3月 冬キャベツ
春は千葉・神奈川・茨城など、夏秋は群馬・長野、冬は愛知産が多く出回る。(150万トン)
ヨーロッパ原産のキャベツはローマ時代から食べられてきた。野生種は結球しないケールのような葉キャベツ。日本へは江戸時代に伝わり、明治以降に本格的な栽培がはじまる。 .....
● ビタミンC,K・イソチアネートの、ガン予防や、骨形成。
チコリー
菊苦菜  chicory
キク科
1月~3
フランスで古くから栽培されている多年生の植物。フランス語読みでアンディーブと呼ぶことがあり、そのため、エンダイブと混同されることがある。紫外線を遮断して栽培、軟白した白い芽の部分を食べるが、栄養的には食物繊維以外に特筆すべきものはない。.....
● フラクタンの腸内環境改善、骨代謝。

2月からが美味しい野菜
あしたば
明日葉  ashitaba
セリ科

2月~5
関東以南の海岸地帯に広く自生する。育成が早い。近年、栄養価の高さや薬効が改めて認識され、八丈島や大島など伊豆諸島を中心に栽培されるようになった。.....
● 滋養強壮、生活習慣病に。

3月からが美味しい野菜
かぶ   蕪
 turnip
アブラナ科
3月~5月 春カブ
周年で流通していおり、千葉、埼玉、青森などが多い。
原産地はアフガニスタン付近の中央アジアか、地中海沿岸ではないかと言われている。日本では「日本書記」に記載がある。栽培の歴史が長く、全国各地にさまざまな品種がある。 .....
● 消化酵素のジアスターゼ、葉に多いビタミンC。
キャベツ
 cabbage
アブラナ科

3月~5月 春キャベツ
春は千葉・神奈川・茨城など、夏秋は群馬・長野、冬は愛知産が多く出回る。(150万トン)
ヨーロッパ原産のキャベツはローマ時代から食べられてきた。野生種は結球しないケールのような葉キャベツ。日本へは江戸時代に伝わり、明治以降に本格的な栽培がはじまる。 .....
● 胃腸を強くし、ガン予防や、骨形成。
とうみょう
豆苗  snow peas leaf
マメ科

3月~5月(露地もの)
水耕栽培は周年で出荷されている
エンドウの若芽。中国では、豆苗はエンドウ豆の新芽だけを摘み取り、炒め物や スープの具として使われる高級野菜。従来からのこの育成方法では季節が限定されていた。また、中国では「褐えんどう」という専用種がつかわれ、 .....
● 豊富なカロテンが粘膜や皮膚を守り、免疫力をつける。
みつば   三つ葉
 Japanese honewort
セリ科

糸三つ葉 周年
根三つ葉 
3月~4月 
三つ葉は、水耕栽培は周年で出荷されている。切り三つ葉は茨城がほぼ独占、根三つ葉も茨城がトップ。
東アジアに広く自生するセリ科の野菜。日本では古くから野草として食べられており、栽培が本格化したのは江戸時代。一本の茎に三枚の葉がついている。
精油成分のモノテルペン類が、食欲を高め、ストレスや不眠を和らげてくれる。 .....
● 香りを楽しむ野菜。食欲増進、ストレスや不眠の解消。
たけのこ 筍
 bamboo shoot
イネ科
3月~5
孟宗竹(もうそうちく)は3月中旬~5月ごろ、淡竹(はちく)がそれに続き、真竹(まだけ)や根曲がり竹(ねまあがりだけ)が5月~6月ごろ出回る。
タケノコの種類は約70種類程あり、一般に食用のたけのこは、孟宗竹(もうそうちく)の若芽のことをいう。
水煮たけのこの「白い粉」はアクではなく、タンパク質のチロシン。チロシンを .....
● たっぷりの食物繊維と旨みのアミノ酸。
だいこん
大根 Japanese radish
アブラナ科
3 春大根
春大根(3~5月)の一位は千葉、夏大根の一位は北海道、秋冬大根は宮崎・千葉・神奈川。11,12,1,2,3,7,8,が美味しい
春の七草の「すずしろ」は大根のこと。流通している大根は大きく分けると、ヨーロッパ種、中国種、日本種の3つある。日本には中国から伝えられ、各地でさまざまな品種ができている。 .....
● 大根は生で効果が大きいジアスターゼやイソチアネート。

4月からが美味しい野菜
グリーンピース
 green peas
マメ科
4月~6
鹿児島が全体の約5割を生産、次いで福島が主要産地。
エンドウの未熟果。彩りを添える使われかたが多いが、サヤエンドウと同じように高い栄養価をもつ野菜。糖質はサヤエンドウの倍以上で、カロリーは高い。 .....
● 食物繊維などの、耐糖能。
クレソン
 water cress
アブラナ科
4月~5
わさびの仲間で、ヨーロッパでは古くから野生のクレソンを薬用としてもちいてきた。日本では明治初頭に外国人向けに栽培されていたものが、野生化して全国に広がった。クレソンは、血液の酸化防止や赤血球の生成、貧血予防などに効果がある。また、生活習慣病の予防や強壮、消化促進にも効果があるといわれている。 .....  
● リンパ球のDNAのダメージ軽減、抗酸化性が向上(喫煙者)。
こぼう 牛蒡
 edible burdock
キク科
4月~5月 春ごぼう
ユーラシア大陸の北部が原産。平安時代に中国から薬草として渡来したといわれる。日本以外で食べている国はないようです。ごぼうにあるイヌリンやリグニンの含有量は、野菜トップクラス。いずれも便秘の解消、整腸、動脈硬化やガンの予防などに効果があるといわれる。また、多種類のミネラルを含み糖尿病にも有効といわれる。 .....
● イヌリンやリグニン、豊富なミネラルが生活習慣病に効果。
さやえんどう
 garden pea
マメ科
4月~5
中央アジアから中近東地域が原産。日本へは7~8世紀に中国から渡来したといわれるが、サヤエンドウとして栽培されるよになったのは江戸時代。 サヤエンドウはエンドウを早採りしたもので、緑黄色野菜に分類される。
サヤエンドウの特徴的は、必須アミノ酸のリジンが多いこと。リジンは体の成長を促進、集中力を高める働きをする。 .....
● 豊富なタンパク質やビタミンC、リジンが脳を活性化。
たまねぎ 玉葱
 onion
ユリ科
4月~5月 新たまねぎ
北海道が全体収穫量の約55%を占め、このほか佐賀・兵庫などが出回る。
たまねぎは、ユリ科のネギ属。玉葱は根ではなく「葉」に相当する「鱗茎」といわれるもので、原産地は中央アジアや西アジアなど、諸説ある。成分でもっともおおいのは糖質で、ビタミンやミネラル類がそれほど多いわけではないが、特徴的な成分に硫化アリルを含んでいることで、生食と加熱ではその効果が異なる。 .....
● 硫化アリル・ケルセチンの。抗酸化、抗血小板凝集。
レタス
 head lettuce
キク科
4月~5月 春レタス
春レタスの収穫は茨城が多く次ぎが長野。夏秋レタスでは長野の60%以上を占める。
原産は地中海沿岸から西アジアにかけて。日本ではチシャと呼ばれて10世紀ごろから栽培があるが、現在の品種は明治時代に渡来したもの、60年代にサラダ用として栽培が広がった。
レタスは「空気を嫌う」といい、刃物で切ると切り口が茶色く変色する。手で千切ることで変色を避け、ドレッシングもからみやすくなる。また、豊富なカルシウムを効率よく摂取するには油炒めがオススメ。 ..... 
● カロテンによるガン予防と抗酸化(新鮮なもの)。
そらまめ 空豆
 Broad bean
マメ科
4月~6
世界最古の農作物の1つで、原産地は北アフリカからカスピ海と言われるが諸説ある。未熟な豆を塩ゆでして食べるのが一般的。空豆はサヤから出して空気に触れると、一気に鮮度が落ちるため、サヤ付きで買ったり、茹でる直前にサヤから外すようにする。 .....  
● 栄養バランスに優れた高栄養価の食品。高カロリーに注意。
にんじん
 carrot
セリ科(食用)
4月~7月 春夏ニンジン
生産量一位の北海道は8~10月の秋にんじん、二位の千葉は春夏と冬の2回。(秋ニンジンは8~10月)
原産地はアフガニスタン、ここから東西に波及していくが、日本には江戸時代に東洋種が中国から、西洋種が明治になってから入り、現在流通する食用ニンジンは西洋種がほとんど。カロテンを豊富に含み、免疫力を高め皮膚や粘膜を強くする。一方、食用とは別に薬用人参があるが、これはウコギ科の植物。 .....
● カロチン・カリウム・アストラガリンの、ガン予防、整腸作用。
ロケットサラダ
 rocket salad
アブラナ科
4月~7
和名はキバナスズシロ、ルッコラの呼び名でも知られ、地中海沿岸地方が原産。イタリアやフランスでよくサラダに使われ、日本ではイタリア料理の普及とともに人気がでた。 .....
● 健胃、強壮効果がある。

5月からが美味しい野菜
アーティチョーク
 artichoke

キク科
5月~6
ほとんどがアメリカからの輸入。フランスもある。国内生産は、神奈川などで少量。
アーティチョークは朝鮮あざみのつぼみ。食べるのは、やわらかなガクと花托で、ほのかに甘くホクホクした食感。原産は地中海沿岸から中央アジア。日本では米国からの輸入はほとんど。 .....
● 血中コレステロールを減らし肝機能を高める効果。
アスパラガス
 asparagus
ユリ科

5月~6
葉や枝が出る前の若芽や茎を食用にする。ヨーロッパでは紀元前から、日本では大正時代から本格的な栽培がはじまる。大きくグリーンとホワイトがあるが、グリーンの芽が出る前に土寄せして軟白栽培したものがホワイト。 .....
● 疲労回復、毛細血管を強くして糖脈硬化を予防する。
かぼちゃ 南瓜
 pumpkin, squash
ウリ科
5月~9月 国産カボチャ
北海道が5割を占め、鹿児島、茨城も多い。
冬に抑制栽培された鹿児島産が出回り、春先までは輸入ものが多い。
カボチャは大別すると、日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャの3種類になる。
日本カボチャのルーツは16世紀に渡来した中央アメリカ原産のもの。西洋カボチャは南アメリカ原産、栄養価と人気は西洋カボチャにある。どのカボチャも栄養価の高さは野菜の中でもトップクラス。 .....
● 栄養価の高さはトップクラス、冷えから守ってくれる
きゅうり 胡瓜
 cucumber
ウリ科

5月~6月 冬春きゅうり
11月~6月の冬春ものは宮崎・群馬・埼玉、7月~10月の夏秋ものは福島・群馬・岩手産が多く出回る。
かつては熟した実を食用とした事もあったが、甘みが薄いためにあまり好まれず、現在では未熟な実を食用とするようになった。そもそも、語源は「黄ウリ(きうり)」 で、熟れると黄色くなる。ビタミンC、カロチン、カリウムなどが含まれるが含有量は非常に低い。その低さたるや、「世界一栄養が無い野菜」としてギネスブックに登録されるほど。 .....
● ムクミやだるさを解消してくれる
じゃがいも
馬鈴薯  potato
ナス科
5月~6月 新じゃがいも(暖産地)
春植えの約80%が北海道産、秋植えの約40%が長崎産。新じゃがは、暖地産が5月~6月、北海道産が7月ごろに出回る。
原産地は南米アンデスのチチカカ湖周辺。日本で本格的な栽培が始まったのは明治以降で、北海道にアメリカから多くの品種が輸入された。ジャガイモはトマトと同じナス科の植物。芋の部分は正確には「茎」の部分。 .....
● 熱に強いビタミンCが豊富、主食にもなる野菜。

6月からが美味しい野菜
こぼう 牛蒡
 edible burdock
キク科
6月~7月 新ゴボウ(夏ゴボウ)
温暖な九州の宮崎や熊本では晩秋に種を播き、12月にトンネルをかけて4~6月に収穫・出荷する。
新ゴボウは、初夏に収穫される若取りのもので、温暖な九州の宮崎や熊本が産地。 直径1.5cm程度で柔らかく、香りがよい。ゴボウにある臭い消し効果もあって、柳川鍋には欠かせない食材にもなっている。 .....
● イヌリン・リグニン・ミネラル食物繊維が豊富。腸内環境を整える。
くうしんさい
空心菜
 water spinach
 科
6月~8
高温多湿の中国南部や東南アジアで広く栽培されている。日本では沖縄で栽培されていて、エンサイ、ヨウサイ、アサガオナの別名がある。若い葉や茎を食用にし、葉にはぬめり、クセがなく、茎にはシャキシャキ感がある。東南アジア料理で「青菜炒め」といえば空心菜が使われていることが多い。 .....
● 夏バテ予防、疲労回復に効果。東南アジアの定番野菜。
獅子唐辛子
ししとうがらし
 sweet pepper
ナス科

6月~8月 獅子唐辛子が美味しい
南米原産の唐辛子には辛み種と甘み種があり、獅子唐辛子は甘み種に分類される。栄養成分はピーマンとほぼ同じ。「獅子」は、先端が獅子の口に似ていることから付けられた名前。 .....
● エネルギー代謝を促進、脂肪分解に働き肥満を防止。
しそ 紫蘇
 perilla
シソ科
6月~8月 赤じそ
-
中国原産の1年草。漢字で書くと「紫蘇」とあるように、本来は赤じそのことを指す。青じそはこの変種で「大葉」とも呼ばれる。
青じそは、ビタミンやミネラルを豊富に含み、特にカロテンとカルシウムの量は、野菜の中でも群を抜いている。 .....
● とくにカロテンとカルシウムが多く、ロズマリン酸は免疫力を高める。
ズッキーニ
 zucchini
ウリ科
6月~8
ズッキーニはペポかぼちゃの仲間で、完熟したものを食べるカボチャとは違い、ズッキーニは開花後5~7日の未熟果を食べる。完熟していないので、種がなく、味にはほのかな甘みがあり、淡白。アメリカ南部やメキシコが原産で、日本では80年代に栽培がはじまった。 .....
● クセがなく低カロリーなカボチャの仲間で、美肌に効果。
さやいんげん
 string bean
マメ科

6月~9
千葉・福島・鹿児島・北海道・茨城・沖縄で全体の約5割が生産されている。周年で出回るが、旬は夏。6月~9月がおいしい。
中央アメリカが原産。若いサヤを食べ始めたのはイタリア人と言われる。日本へは隠元禅師が江戸時代中期にもたらしたといわれる。(フジマメとの説もある) .....
● 疲労回復や美肌作りにアミノ酸が働く。糖尿病や高血圧にも。
とうもろこし
玉蜀黍
 sweet corn
イネ科
6月~9
北海道が全体の約4割を生産、その他、千葉・茨城・長野・山梨などが主な産地。
中央アメリカ原産のとうもろこしは、米、小麦と並ぶ世界三大穀物の1つ、コロンブスがヨーロッパに持ち帰ったもの。日本への渡来は16世紀とされ、本格的な栽培は、明治になってからの北海道開拓ではじめられた。とうもろこしは、糖質とタンパク質が主成分の高カロリー野菜だが、収穫後24時間で栄養が半減、味も落ちる。 .....
● 高い栄養価と豊富な食物繊維。世界三大穀物の1つ。
トマト
 tomato
ナス科
6月~9月 夏秋トマト
11月~5月ごろの冬春トマトの生産は熊本が多く、愛知・栃木・千葉を合わせた4県で全国の約4割。6月~10月の夏秋トマトは北海道・茨城・福島で約3割を生産。
中南米のアンデス高地が原産といわれる。日本には17世紀ごろ入り、栽培が本格化したのは昭和になってから。トマトの赤い色は色素のリコピン。リコピンには活性酸素の働きを抑える強い抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化などを予防する効果があります。 .....
● 新鮮なトマトとトマトジュースは血中の抗酸化能を上昇、リコピン飲料では効果がみられない。免疫、抗酸化 脂質改善。
なす 茄子、茄
 eggplant
ナス科
6月~9
11月~6月の冬春ものは高知・熊本・福岡、7月~10月の夏秋ものは茨城・栃木・練馬産が多く出回る。
ナスの原産地はインドで、日本へは8世紀ごろに中国から渡来したもの。熱帯性の潅木性多年草で「木」に成るものであったが、日本では一年草になった。
成分は水分90%以上でビタミンやミネラルはあまり含まれていない。皮に含まれるポリフェノールのナスニンが活性酸素を抑制、動脈硬化や高血圧の予防に効果があるといわれている。これは濃い紫色をしたものだが、 .....
● 濃い紫色のナスには動脈硬化や高血圧を予防の効果。
にがうり
苦瓜 ゴーヤ
 bitter melon
ウリ科

6月~9
沖縄・宮崎・鹿児島などの他、群馬などでも生産されている。
ゴーヤ、ツルレイシとも呼ばれるにがうりは、熟す前の未熟果を食べる。原産は熱帯アジアで、イボがあるもの無いものがある。

にがうりの独特の苦み成分は、チャランチンやモモデルシンで、胃液の分泌を促し、食欲を増進させ、肝機能を高め、血糖値を下げる働きをする。また、豊富に含むミネラルは夏バテを解消する。 .....
● 肝機能を高め血糖値を改善。夏バテ解消や美肌にも。
ピーマン
 sweet pepper
ナス科

6月~9
11月~5月の冬春ピーマンは、宮崎・茨城・高知で約8割を生産。茨城と岩手は一年を通して生産量が多い。
ピーマンは唐辛子の仲間。中南米原産の唐辛子をコロンブスがヨーロッパに持ち帰り、辛みのないものに品種改良されたもの。日本での栽培は明治になってからで、一般化したのは戦後のこと。 ..... 
● カロチン・ビタミンC・ビタミンPによる、ガン予防。
レタス
 head lettuce
キク科
6月~9月 夏秋レタス
春レタスの収穫は茨城が多く次ぎが長野。夏秋レタスでは長野の60%以上を占める。
原産は地中海沿岸から西アジアにかけて。日本ではチシャと呼ばれて10世紀ごろから栽培があるが、現在の品種は明治時代に渡来したもの、60年代にサラダ用として栽培が広がった。
レタスは「空気を嫌う」といい、刃物で切ると切り口が茶色く変色する。手で千切ることで変色を避け、ドレッシングもからみやすくなる。また、 ..... 
● カロテンによるガン予防と抗酸化(新鮮なもの)。

7月からが美味しい野菜
じゃがいも
馬鈴薯  potato
ナス科
7月 新じゃがいも(北海道の春植え)
5~6月に出回る長崎産の新じゃがに続いて、7月に出回わりはじめる新ジャガの8割は北海道産。
北海道では春植えのジャガイモは7月~11月にかけて出荷されるので、7~8月にかけて出荷されるのが新ジャガということになる。
新じゃがいもは皮が薄く、皮ごと食べることができる .....
● 熱に強いビタミンCが豊富、皮剥きしない新ジャガが美味しい。
きゅうり 胡瓜
 cucumber
ウリ科

7月~8月 夏秋きゅうり
ハウス栽培で5~6月に旬を迎えたきゅうりは、露地物では7月から旬を迎える。7月~10月の夏秋ものは福島・群馬・岩手産が多く出回る。
きゅうりは、1992年では89.9万トンの生産量があり世界一の消費国日本。昔は最も早くから採れる夏の野菜であったが、ハウス栽培で周年出荷されるようになり、きゅうりも季節感が無くなってしまった。
太陽の光をタップリ浴びた露地ものの、緑、鮮やかな夏のキュウリは食欲増進剤。 .....
● ムクミやだるさを解消。暑い夏の水分代謝をよくする。。
だいこん
大根 Japanese radish
アブラナ科
月~8月 夏大根
春大根の一位は千葉、夏大根(6~8月)の一位は北海道、秋冬大根は宮崎・千葉・神奈川。11,12,1,2,3,7,8,が美味しい
夏の早漬け沢庵には、美濃早生。同様に浅漬には、四十日や時無し。煮物では美濃早生。おろしなら、時無や美濃早生。 このように夏ダイコンの中心は美濃早生、強い辛みが特徴のため、 .....
● ピリッと辛い夏ダイコンのおろし。ドレッシングにも使える。
えだまめ
 green soybeans
マメ科

7月~9
山形・群馬・千葉・新潟で全体の4割が生産されている。
原産は中国。稲作とともに伝わったとされる枝豆は、国内には枝豆専用の品種もあり、およそ400種余りあるといわれる。
枝豆は、畑の肉といわれる大豆とおなじように栄養が豊富、さらに、大豆にはない .....
● 大豆にはないビタミンCたっぷりの高い栄養価。カロリーも高い。
オクラ
おくら 秋葵
 okura
アオイ科
7月~9月 オクラが美味しい
-
アフリカ大陸が原産のオクラ。日本には幕末に紹介されたようだが、全国に普及したのはごく最近。独特の粘り成分は糖タンパク質のムチン、そして水溶性食物繊維のペクチンを含む珍しい野菜。
リンゴで知られるペクチンは、血中コレステロールを減らし血圧を下げる働きがあり、 .....
● ムチンやペクチンのネバネバが免疫力をアップ。
キャベツ
 cabbage
アブラナ科

7月~8月 夏秋キャベツが美味しい
春は千葉・神奈川・茨城など、夏秋は群馬・長野、冬は愛知産が多く出回る。(150万トン)
3月上旬~6月下旬の春に種を蒔き、夏から初秋(7~10月)に収穫されるキャベツを夏秋キャベツといい、葉は青々しており、やや緑の濃いキャベツで、葉は薄くてやや固いのが特徴。 .....
● 高原キャベツが美味しい季節。生食でビタミンCとイソシアネート。
唐辛子
とうがらし
 chili pepper
ナス科
7月~9月 青唐辛子 青トウガラシが美味しい
輸入ものの9割は中国産。国内では茨城・栃木の生産が多い。
中南米が原産の唐辛子はコロンブスがヨーロッパに持ち帰ったもの。日本へは16世紀にポルトガル人がもたらした。
唐辛子の辛さの成分はカプサイシン。カプサイシンは自律神経に刺激を与え、アドレナリンが分泌されることで、血流があがり体温上昇、脂肪燃焼、また、胃液の分泌を促す。緑色の唐辛子は未熟果で、完熟の赤い唐辛子では栄養価や辛みがアップする。 .....
● 未熟な青トウガラシはカロテンとビタミンCの宝庫。
とうがん
冬瓜 wax gourd
ウリ科
16 kcal/100g
7月~9
沖縄、愛知、岡山などに出荷が多い。
沖縄が栽培発祥の地である冬瓜は、夏の強い日差しを好む夏が旬の野菜。インドが原産と言われる。丸のまま冷暗所に保存することで冬までもとことからこの名前がついた。 .....
● 栄養価は低く、低カロリー。カリウムがむくみを解消する夏の野菜。
モロヘイヤ
もろへいや
Jew's marrow
シナノキ科
7月~9
群馬・三重・秋田産が多くでまわる。
カロテンの含有量は野菜の中でトップのモロヘイヤ。アラビア語で「王様の野菜」を意味し、原産は中近東。砂漠地帯でも育成できる貴重な野菜。日本には80年代に導入された。
葉部を食用とし、刻んだりゆでたりするとムチンによる特有の粘りがでる。中東や北アフリカでは、刻んで肉(羊肉、鶏肉など)と煮込む .....
● 砂漠でも育成できる野菜。栄養価は高く、カロテンは野菜ではトップ。
しそ 紫蘇
 perilla
シソ科
7月~10月 青じそ
青じそは愛知が全国一。
中国原産の1年草。漢字で書くと「紫蘇」とあるように、本来は赤じそのことを指す。青じそはこの変種で「大葉」とも呼ばれる。
青じそは、ビタミンやミネラルを豊富に含み、特にカロテンとカルシウムの量は、野菜の中でも群を抜いている。 .....
● とくにカロテンとカルシウムが多く栄養価に優れるが、農薬も多い。
つるむらさき
蔓紫  Indian spinach

7月~10
宮城・福島・山形・埼玉が主要産地の夏野菜。
熱帯アジア原産のつる性植物。ツル先の若い葉と茎を食べる。日本では古くから染料として利用されたきたもので、70年代から野菜として栽培されていて、別名では木耳菜(きくらげな)や紅藤菜とも呼ばれる。英語名の意味は「インドの菠薐草」ですが、栄養価はそれ以上。青菜が少ない夏に旬を迎える。 .....
● 免疫力を高める夏場のスーパー野菜。
パプリカ
sweet pepper , paprika
ナス科
7月~10
ハウス栽培の輸入ものが多い。
パプリカは甘み種のトウガラシの1つで、シシトウガラシやピーマンと同じ仲間。ハンガリーでつくられた品種だが、日本での栽培は少なく、パプリカはおもにオランダ・韓国・ニュージーランドかの輸入が多い。 .....
● 品種が違うが完熟したピーマンのこと。完熟ピーマンは甘い。

8月からが美味しい野菜
唐辛子
とうがらし
 chili pepper
ナス科
8月~10月 赤唐辛子
輸入ものの9割は中国産。国内では茨城・栃木の生産が多い。
中南米が原産の唐辛子はコロンブスがヨーロッパに持ち帰ったもの。日本へは16世紀にポルトガル人がもたらした。
赤唐辛子は一般に乾燥させて利用されるため、旬とは関係がなくなる。ここでいう美味しい時期とは、国内で生の果実が収穫される時期をいう。 .....
● カロチン・ビタミンC・カプサイシンによる、エネルギー代謝、消化管通過時間短縮に効果。
ハヤトウリ
隼人瓜  chayote
ウリ科
8月~10
鹿児島、高知、宮崎 など
国内では温暖な地域が産地。熱帯アメリカ原産の多年性のツル性植物。大正初期に鹿児島に導入される。果実は西洋ナシのような形をしていて、白色種と緑色種があリ、アボカドと同じくらいの大きさ。栽培条件がよいと旺盛に繁殖する。味わいは .....
● カリウムでむくみスッキリ。淡白な味わいと歯ごたえの良さ。
らっかせい
落花生  peanuts
マメ科
8月下旬~9月中旬(生の落花生)
関東ローム層で育てられる千葉県産が断然トップ、次いで、茨城と鹿児島となる。世界では中国が30%強あり、中国・インドでおよそ半数を越える。
落花生は殻が硬いのでピーナッツと呼ばれるが、木の実(ナッツ)ではなく豆です。原産地は南米アンデス地方で、コロンブスが航海食として用いた。日本には江戸時代に中国を経由して入ったため「南京豆」と呼ばれていた。 老化防止や生活習慣病に良いとされ、またアルコール代謝を促進するナイアシンも含んでいる。 .....
● ビタミンB1,B2、ビタミンE、ナイアシンの。脂質改善。

9月からが美味しい野菜
さつまいも
甘藷
 sweet potato
ヒルガオ科
9月~11
でんぷん用のものを含めると鹿児島が一位、野菜としては、茨城、千葉が多い。 7月に香川・高知産が出回る。秋に収穫された芋は貯蔵され、翌年の6月ころまでに出荷される。
さつまいもは、秋に収穫したあと、土中や雪用の貯蔵庫で保管され、6月ごろまでに順次出荷される。
中央アメリカが原産で紀元前から栽培されてきた。日本では江戸時代に栽培が始まっている。 .....
● お米と比べカロリーは1/3、ビタミンCや食物繊維がたっぷり。
さといも
里芋  taro
サトイモ科
9月~11
秋冬をはじめ年間を通じて千葉・埼玉・宮崎などが多く、春夏は鹿児島がなどが多い。
マレー地方が原産といわれるサトイモは、熱帯アジアを中心に栽培がさかんなタロイモの仲間。日本のサトイモは、タロイモ栽培の北限になっている。一般に晩夏から秋にかけて収穫された茎の地下部分(塊茎)を食用にするが、葉柄を、芋茎(ズイキ)といいこれも食用にされる。.....
● イモの中ではもっとも低カロリー。ガラクタンが脳を活性化、免疫力を高める。
チンゲンサイ
青梗菜
 qing geng cai
アブラナ科
9月~1
チンゲンサイの生産高は静岡県が多い。 静岡県・埼玉県・長野県・千葉県・茨城県など首都圏近郊での生産額が多い。
中国原産の結球しないハクサイの仲間。和名はタイサイ(体菜)。白軸のものはパクチョイ(白菜)の別称もある。もともとの原産地は地中海沿岸のトルコからバルカン半島の高原で、中国に渡ってから様々な栽培種に分化した。日本へは1970年代の日中国交回復で入ってきたといわれている。葉柄が帯緑色のものをチンゲンサイ、白色のものをパクチョイと呼ぶ。 .....
● 強い抗酸化作用でガンや生活習慣病を予防。アクが少ない緑黄色野菜。

10月からが美味しい野菜
エンダイブ
菊乳草  endive
キク科
10月~3
-
地中海沿岸が原産で古代から栽培されてきた。葉が縮れている宿葉種とちぢれのない広葉種があり、日本は宿葉種が栽培されている。
独特のほろ苦さがあり、自然に育成してしまうと苦みが強くなるため、ある程度育ってから外側の葉をまとめて縛り、内部の葉を軟白栽培する。 .....
● 柔らかい葉はサラダ、硬い葉は煮込みに。短期間で使い切れるウレシイ野菜。
かぶ   蕪
 turnip
アブラナ科
10月~12
周年で流通していおり、千葉、埼玉、青森などが多い。
原産地はアフガニスタン付近の中央アジアか、地中海沿岸ではないかと言われている。日本では「日本書記」に記載がある。栽培の歴史が長く、全国各地にさまざまな品種がある。 .....
● 消化酵素のジアスターゼ、葉に多いビタミンC。
ヤーコン
 yacon
キク科
 
10月~12
国内では東北から北海道にかけて産地がある。
栄養を貯蔵するために肥大する地下茎(ヤーコン芋)には、デンプンではなくフラクトオリゴ糖の形で貯蔵され、野菜としては最も多くこれを含むことが特徴。ヤーコンは南米アンデス高地が原産のキク科の植物で、肥大した塊根の形はサツマイモに似ていて、 .....
● クロロゲン酸・フラクトオリゴ糖・テルペンが生活習慣病を予防、改善。
ロケットサラダ
 rocket salad
アブラナ科
10月~12
埼玉、宮城、茨城、千葉、愛知、静岡、熊本など。
和名はキバナスズシロ、ルッコラの呼び名でも知られ、地中海沿岸地方が原産。イタリアやフランスでよくサラダに使われ、日本ではイタリア料理の普及とともに人気がでた。 .....
● 健胃、強壮効果がある。
やまのいも
山芋  yam
ヤマノイモ科
10月~3
青森、北海道、茨城、千葉、群馬など。保存性が高く、周年出回るが、収穫は晩秋から冬。
在来種は自然薯。近年、パイプを利用して畑で作られている。
これに対して畑で農作物として従来より栽培されるのが山芋。一般に山芋と呼ばれてるのはこの栽培種を指し、長いも、いちょういも、つくねいもなどの種類がある。.....
● 生で食べられる唯一のイモ。滋養強壮に効果がある。

11月からが美味しい野菜
ウコン
鬱金  turmeic
ショウガ科
11
奄美大島、沖縄、種子島、屋久島などが国内の主な産地。
熱帯アジア原産の多年生植物。春にピンク色の花をつけるキョウオウの「春ウコン」、秋に白い花をつける「秋ウコン」、切り口が紫色をしたガジュツを「紫ウコン」と呼ぶ。一般には、ウコンといえば「秋ウコン」を指し、秋ウコンがもっともクルクミンを多く含んでいる。
クルクミンには、肝機能を強化し、胆汁分泌を促進する働きがある。 .....
● クルクミンが肝機能強化、胆汁分泌促進に働くのをはじめ、多くの精油成分を含む。
かぼちゃ 南瓜
 pumpkin, squash
ウリ科
11月~3月 輸入もの
北海道が5割を占め、鹿児島、茨城も多い。
冬に抑制栽培された鹿児島産が出回り、春先までは輸入ものが多い。
輸入もののカボチャは、2003年の統計ではニュージーランド、メキシコ、トンガ、ロシア、ニューカレドニアなどからのもの。 2005 年の輸入野菜(生鮮冷蔵)に占めるかぼちゃの割合は、全国ではたまねぎ、とうがらし、ブロッコリー、アスパラガスに次いでカボチャは第 5 位、輸入合計量はおよそ12万tで、市場の約4割を占める。 .....
● 栄養価の高さはトップクラス、冷えから守ってくれる
カリフラワー
 cauliflower
アブラナ科
11月~3
徳島・愛知・茨城産が多くでまわる。生産量は減少傾向にある。
地中海東部沿岸が原産で、キャベツの仲間。ブロッコリーの突然変異からうまれてものとされているが、ブロッコリーよりも原種に近いともいわれる。日本には明治初頭に導入されているが、市場に出回るようになったのは戦後になってから。
熱に強いビタミンCが疲労回復や美肌に効果、精油成分のイソチアネートには、免疫力を高めガンの発生を抑える効果があるといわれる。 .....
● 前立腺ガンのリスク低減する効果がある。
こぼう 牛蒡
 edible burdock
キク科
11月~1月 冬のゴボウ
冬は、茨城、千葉、分間、埼玉、などの関東近県が多い。
ユーラシア大陸の北部が原産。平安時代に中国から薬草として渡来したといわれる。日本以外で食べている国はないようです。ごぼうにあるイヌリンやリグニンの含有量は、野菜トップクラス。いずれも便秘の解消、整腸、動脈硬化やガンの予防などに効果があるといわれる。また、多種類のミネラルを含み糖尿病にも有効といわれる。 .....
● イヌリン・リグニン・ミネラル食物繊維が豊富。腸内環境を整える。
しゅんぎく
春菊
 garland chrysanthemum
キク科
11月~3
千葉、大阪、茨城 など
地中海沿岸が原産。しかし、ヨーロッパでは独特の香りが食用には好まれないため、もっぱら観賞用として栽培されている。野菜として食べられているのは、中国や日本、インドなどのアジア地域のみ。 春菊の独特の香り成分は、α-ペネン、ベリルアルデヒドなどの精油成分で、食欲増進や胃もたれを解消し、消化促進に働く。 .....
● 独特の香りが胃腸の働きを促進。カロテンの含有量はホウレンソウ以上。
セロリ
せろり  celery
セリ科
11月~5
北海道、長野、静岡 など
ヨーロッパ、西アジア、インドなどが原産で、紀元前から薬用、におい消しとして料理に利用されていた。日本へは16世紀、加藤清正が朝鮮出兵のとき持ち帰ったといわれる。一般に普及したのは戦後から。
セロリの独特の香りは、アビインという精油成分で、精神を安定させ、イライラや不眠を緩和する効果がある。また、抗酸化に働くポリアセチレンを豊富に含んでいる。 .....
● 独特の香りはアビイン。精神を安定させ、不眠やイライラに効果。
タアサイ
 ta cai
アブラナ科

11月~2
(周年栽培されるが、関東地方北部から東北地方南部がよい)
中国野菜のタアサイは如月菜の名で栽培されてきたが、日中国交回復をきっかけに再輸入され、普及が加速した。夏から冬まで収穫できるが、旬は晩秋から冬で、耐寒性が強く-8~10℃までの低温に耐え、霜や寒さにあうと甘味を増していっそうおいしくなる。味にクセがなく、どのような料理にも使える冬の万能野菜。 .....
● 栄養価が高く、冬に美味しくなる万能やさい。
だいこん
大根 Japanese radish
アブラナ科
11月~3月 秋冬大根
春大根の一位は千葉、夏大根の一位は北海道、秋冬大根(11~3月)は宮崎・千葉・神奈川。
春の七草の「すずしろ」は大根のこと。流通している大根は大きく分けると、ヨーロッパ種、中国種、日本種の3つある。日本には中国から伝えられ、各地でさまざまな品種ができている。 .....
● 秋から冬に甘みが増す大根。消化酵素タップリの野菜。
トレビス
 trevise
キク科
11月~3
輸入ものが多い。6~10月に出荷する国内産地もある
キク科キクニガナ属でチコリーの仲間、外観はキャベツに似ている。トレビスとはフランス名で、アメリカではイタリアン・レタスと呼ばれる。 栄養価はあまり高くなく、キャベツよりも軟らかく、レタスよりしっかりした肉厚の葉で、 .....
● シャキシャキの歯ざわりとホロ苦さ、イタリアンには欠かせない。
にら
韮  Chinese chive
ユリ科
11月~3
-
東アジア原産で、西洋での栽培は見られず東洋に限られているニラ、日本では薬草として古くから使われ、野菜として広く栽培されるようになったのは戦後からで、野菜としても栄養価が高い。特有の香りの成分はアリインからつくられる硫化アリルで、これは、ビタミンB1の吸収をよくすることで糖分の代謝を促進し、血行をよくする .....
● 肉との相性は縛群の栄養価が高いスタミナ野菜。
にんじん
 carrot
セリ科(食用)
11月~12月 冬ニンジン
生産量一位の北海道は8~10月の秋にんじん、二位の千葉は春夏と冬の2回。(秋ニンジンは8~10月)
ニンジンに含まれるビタミンAは、野菜の中では青ジソ、パセリに次いで多く、ニンジンを50gも食べれば成人一日の必要量を満たすことができる。ビタミンA(カロテン)が、免疫力を高め皮膚や粘膜を強くする。一方、食用とは別に薬用人参があるが、これはウコギ科の植物。 .....
● タップリのカロテンが免疫力をアップ、皮膚や粘膜を強くする。
ねぎ
葱  welsh onion
ユリ科
11月~2
総じて関東が多く、春ねぎは千葉・茨城、夏は茨城、秋冬は埼玉・千葉・群馬・茨城。
関東では、千住ネギに代表される根深ネギ(長ねぎ)、関西では九条ネギに代表される葉ネギ(青ねぎ)が主流。ネギは寒冷地を好み、太さや甘みが異なる品種が生まれ、食感や味わいに違いを生んでいる。 .....
● 血行促進、疲労回復、殺菌効果、ビタミンB1の吸収も助ける。
はくさい
白菜
 Chinese cabbage
アブラナ科
11月~2月 冬白菜
春は茨城・長野、夏は長野が約8割、旬の秋冬ものは茨城・長野・愛知産などが多い。
中国北部が原産の東洋を代表する野菜。日清・日露戦争で従軍兵が種を持ち帰り、本格的な栽培が始まる。
白菜はビタミンCが多く、ミネラルや食物繊維が豊富、また、低カロリーのためダイエットや美肌作りにも効果が期待される野菜。 .....
● ビタミンC・カリウム・食物繊維が豊富、タンパクな味わいが人気。
ブロッコリー
broccoli
アブラナ科
11月~3
埼玉・愛知・北海道が主要産地。
地中海沿岸が原産の野生のキャベツをイタリアで品種改良、つぼみと茎を食べる。また、発芽したての子葉と胚軸も一般に、ブロッコリースプラウトと呼ばれ、食用にされる。 .....
● 前立腺ガンのリスク低減効果の報告がある。スルフォラファンにある抗酸化作用。
れんこん
蓮根  lotus root
ハス科
11月~3
茨城県が全国トップで、土浦市、かすみがうら市、小美玉市、稲敷市が盛ん。次いで、徳島・愛知・山口と続く。
レンコンは奈良時代に中国から渡来、現在、市場に流通しているものは、明治以降に入ってきた中国種。 .....
● タンニンが抗酸化作用、ムチンが整腸や粘膜保護に働く。

12月からが美味しい野菜
こまつな   小松菜
 komatsuna
アブラナ科
12月~2
東京近郊の埼玉・神奈川・千葉のどでの生産が多い。
中国原産で江戸時代に小松川で栽培されていたもので、現在も東京を中心に近隣で栽培される関東が中心の作物。アブラナ科の植物で冬が旬の小松菜はアクが少なく、下ゆでは不要。 .....
● カロテン、カルシウムがタップリ。骨粗鬆症予防に最適。
みつば   三つ葉
 Japanese honewort
セリ科

糸三つ葉は周年
切り三つ葉
12月~2
東京近郊の埼玉・神奈川・千葉のどでの生産が多い。
東アジアに広く自生するセリ科の野菜。日本では古くから野草として食べられており、栽培が本格化したのは江戸時代。一本の茎に三枚の葉がついている。
精油成分のモノテルペン類が、食欲を高め、ストレスや不眠を和らげてくれる。 .....
● 香りを楽しむ野菜。食欲増進、ストレスや不眠の解消。 
 
なばな はなな
菜花  rapeseed
アブラナ科
12月~3
三重、北海道、千葉、などからの出荷が多い。
アブラナ(菜の花)のつぼみ・若茎・若葉をまとめて「菜花」と言う。周年で出回っているが、旬は冬から早春にかけて。
市場では、つぼみの時期の若い芽の部分だけをまとめた「はなな」と、掻き取った脇芽を平たく袋詰めにしたタイプが主流で、後者の産地として、三重県桑名市長島町は、「なばな発祥の地」と呼ばれている。 .....
● 春を告げる苦みと香り。
ほうれんそう
菠薐草
 spinach
アカザ科
12月~1
北海道産6月~10月、
9月~4月に千葉・埼玉・群馬・茨城などが多い。
西アジア原産で東洋種と西洋種があり、日本では両種の交配種が主流となっている。ホウレンソウは緑黄色野菜の中でも栄養価が高い野菜で、特に冬の露地物は夏ものに比べて甘みが増し、栄養価も高くなる。ホウレンソウは、含まれる鉄分の吸収を助けるビタミンCや、造血に欠かせない葉酸やビタミンB群を含み、貧血などに効果をもつ。 .....
みずな
水菜(京菜)  mizuna
アブラナ科
12月~3
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日本特産の野菜で、京都で古くから栽培されてきた京野菜。京都では「水菜が並ぶようになると冬本番」といわれ、関西地方では古くから常用されてきた葉野菜であるが、近年では全国的にも普及してきている。 .....
ごま
胡麻 sesame
ゴマ科
578 kcal/100g 乾燥
599 kcal/100g いり
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アフリカのサバンナ地方が原産といわれる。日本では奈良時代には重要な作物となり、「不老長寿の薬」といわれてきた。
白ごま・黒ごま、栄養成分には殆ど差なない。
こんにゃく
蒟蒻
サトイモ科
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こんにゃくの原料「こんにゃくいも」は里芋科で、インドシナ半島が原産といわれる。江戸時代に「こんにゃくいも」を製粉して粉から造るようにんり、白いこんにゃくができたと言われる。現在、黒い色は、海藻のアラメ・ヒジキ・カジメなどを入れて黒くしている。
もやし
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「もやし」とは、豆や米などを発芽させた若芽の名称ですが、一般に「もやし」と呼ばれているのは「けつるあずき」からつくるブラックマッペと、緑豆からつくる緑豆もやしを指し、大豆からつくるものを大豆もやしと言います。
 





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